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増圧直結給水ポンプ装置の保守点検・修繕

増圧直結給水方式

給水管に増圧ポンプ、逆流防止用機器などから構成される増圧給水設備を取付け、受水タンクを通さずに直接中高層階のビルへ水を送る方法です。

東京都では平成7年以降、マンションや事務所ビルなど3階以上10階程度の建物に多く導入されています。

配水管へ直結しているため、水質の変化要因が少なく、貯水槽(受水槽・高置水槽)の清掃や保守点検などの維持管理費用が削減でき、省エネ、省スペース化が図れます。

一時的に水を多量に使用するホテル、デパートなどの大型ビルや災害時、断水時にもある程度給水の確保が必要な病院施設、学校などは貯水槽方式が必要になります。

増圧給水ポンプは、配管内の圧力や水量に応じて運転しており、インバーターを使用した機種が主流です。
インバーターを各ポンプ毎に搭載し、漏電、ポンプ故障時等には自動的に待機中のポンプに切替えて運転を続けます。
起動や停止の正常な運転状態を常に維持するために、1年以内毎に1回定期点検を行うとともに、必要の都度、随時に保守点検・修繕を行わなければなりません。

※東京都給水条例施行規定(第8条の2)にて、1年以内毎に1回の定期点検が義務付けられています。

不良箇所改修工事例(加圧型ポンプ、制御板、圧力タンク、
逆上弁等が組み込まれたユニット形式)

ポンプ本体オーバーホール