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ノロウイルス 感染予防
特徴
- 食中毒原因ウイルスである。
- 感染力が極めて強い。
- 感染源 下痢便、吐物、食品(生カキなど）
- 使用消毒液 次亜塩素酸ナトリウム
(家庭用漂白剤、キッチンハイターなど）
最初に発症した患者の感染予防は不可能で二次感染による拡大防止が極めて重要。
防止対策
1) 手洗による予防方法
- 手を石鹸で泡立て10秒以上ゴシゴシこすりあわせ、ついで流水で洗い流す。
- 手洗は、頻回に、食事の前後、清掃の後などに行う。
- 使い捨て手袋を脱いだ後にも必ず同様に手洗をする。
2）吐物に関する予防方法
- 吐物を見つけたら、直ちに、ペーパータオル等でおおい、その上から消毒液(次亜塩素酸ナトリウム300倍液)を散布する。
- ペーパータオルで包み込むように吐物を取り、ビニール袋に入れる。もう一度、その場所を消毒液で、清拭する。
- 処理にあたり、使い捨てゴム手袋の着用を忘れないこと。
- ビニール袋は汚物として処理する。
3）消毒液の作り方
次亜塩素酸ナトリウムの濃度調整について
0.02%(200ppm)次亜塩素酸ナトリウム溶液の作り方
- 原液の濃度が6%の場合は300倍に薄める。(原液5mlに水を加えて1.5Lとする。)
ペットボトルのキャップ1杯は約5mlです。
4）注意事項
消毒液を、使用する時は、カーペット及び大理石が、シミ・変色する場合があります。
スミのところで試してください。（作り置きは厳禁）
